本レビュー

カメラ初心者にやさしい入門書おすすめの一冊

2022-06-14

いよ

一眼レフを使いこなしなくてカメラの本を見てみたけどよく分からない・・・

カメラの使い方の本を開いてみたけど全然分からなくて、途中で読むことを放棄しちゃう方多いのでは?

カメラの本ってアルファベットとか数字がずらずら並んでて本当に分かりにくいんですよ、、、

そんな機械音痴でカメラのこと全く知らなかった私でも 分かりやすい! と思えた本をご紹介します!

カメラ初心者にとっても優しい『カメラはじめます!』

その本は、著者こいしゆうかさん、監修鈴木知子さんの『カメラはじめます!』です。

覚えることはたった3つ!?マンガでわかる一眼レフカメラの入門書!

ムズカシイ専門用語も、マニュアルも、写真のセンスも、いっさい必要なかった!

実は、一眼レフカメラにあるたくさんの機能のうちある3つだけを覚えるだけで、思わず人に見せたくなるようなステキな写真が誰でもカンタンに撮れるようになるんです。

カメラはじめます!あらすじ

念願の一眼レフを購入したけど思ったような写真が撮れないこいしゆうかさんが、鈴木知子さんにカメラの使い方や写真のコツを教えてもらい素敵な写真が撮れるようになる・・・という内容のストーリーです。

この本の何がそんなによかったのか?ご紹介します!

マンガでイメージしやすい

本の中の9割くらいがマンガです。しかも絵がほんわかしてて可愛い。

なにかを理解しようとするとき、文字のみよりも絵がある方が頭の中でイメージできるので理解しやすいですよね。

さらに、ストーリーとなっているので効率よく覚えられます

人の脳は一度に7つのことを覚えるのが限界みたいです。

「白雪姫、毒リンゴ、魔女、7人の小人・・・」と覚えるともう4つの単語を記憶して残り3つしか記憶できないですが、「白雪姫が魔女に毒リンゴを食べさせられ倒れているところを7人の小人が助けてくれた」とエピソードにすると1つのエピソードを記憶しておけば4つの単語すべてが記憶できちゃうというやつです。

語呂合わせなんかもこれですね。

聞いたことない言葉を覚えるのってめちゃくちゃ労力を消費します。

絞り、シャッタースピード、露出・・・カメラに慣れている人からすると「こんなん基本中の基本だぞ!」って感じですぐ覚えられるのかもしれないけど、慣れてない組からすると初めて聞く言葉がありすぎて拒否反応起こして脳が覚えようとしないんですよ。

しかも家事や子育てでゆっくり本を読んでる時間無いじゃないですか・・・!(切実)

そんな方が効率よく理解するのにマンガはとってもおすすめです。しかもこの本160ページ程なので、普通のマンガ1冊読むのに3~4時間かかっちゃう私でも2時間程で読めました。子どもが寝てる間や寝る前の5分など隙間時間にちょこちょこ読んでもそんなに負担にならないです。

いよ

さらっと読めて子育てに忙しいママにはありがたい!

プロの人がどんな思考回路で撮影しているのか分かる

私、カメラが分からないって思う最大の原因はここだと思うんです。

どの本にも「F値とは?」「シャッタースピードとは?」みたいなそれぞれの説明が各ページに書いてありますよね。

どれも最初らへんに書いてあるので何度も読んでるとなんとなく覚えられます。

でも、いざカメラを持って写そうとすると「で、どうしたらいいの・・・」と手が止まります。

せっかく言葉を覚えたのに(泣)

なぜかというと、絞りやシャッタースピードや露出がどう関係し合っているのか分からないからです。

それぞれの言葉を別々で記憶しているので、それらをどう結び付けていいのか分からないんです。

この本ではプロカメラマンとして活動されている鈴木知子さんが理想の写真に近づけるときの考え方をマンガで一つ一つ丁寧に言葉で解説してくださっています。

そのため、「こんな写真を撮りたいな。じゃあ明るさはこの設定で色味はこの設定で・・・」と考えられるようになります。

2時間前までただのカメラっぽい形の塊に(っぽいじゃなくてカメラだよ)何万も払った自分を責めていたのに、この本を読めばそんな自責から解放されてなんかもうプロカメラマンいけるんじゃない?という全く根拠の無い自信で満たされます。

一眼レフのハードルを一気に下げてくれるおすすめ入門書

カメラ初心者用の本を読んでもいまいち分からない、ハードルが高そうでカメラを買うのに躊躇してるという方は『カメラはじめます!』を読んでみてください。きっと、「カメラ=むずかしい」と自分の中で無意識に思い込んでいたものが壊されると思います。

大まかなことが理解できれば、カメラって楽しい!もっと撮ってみたい!と余裕が生まれて、次のステップに楽しく進めますよ!

カメラの入門書としてピッタリだと思うので、まだ読んだことない方はチェックしてみてくださいね(^^)

ではまた♪

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