カメラ基礎

有効画素数って?画素数は多い方がいいの?

2022-04-25

カメラの事を全く知らない私は、専門用語も分からないのでそれがどういうことなのか分からなくてカメラ選びに困りました。(店員さんに聞いてもちょっとよく分からなかったので大きさや軽さだけで選びました。笑)

カメラを見に行くと、「有効画素数〇〇万画素」などと書いてありますが、画素数・有効画素数ってなに?何万画素ならいいの?よく分からないけど多い方が良さそう・・・と思ったことありませんか?

これらの悩みを解決できるようできるだけ優しく解説していきたいと思います。

画素数・有効画素数ってなに?

画素数

家電量販店のカメラコーナーに行くと当たり前のように「〇〇万画素」と書いてありますが、私のような超初心者からするとそもそも画素数とか有効画素数って何だよってなりますね。

簡単に言うと、何個の点で写真の絵を描いているか?ということです。

ぱっと見た感じは分かりませんが、写真は沢山の点(1つの点を1ピクセルといいます)が集まって出来ています。

上の画像は一応ハートを描いています。

5マス×5マスで25マスあります。画素数は、このマス(点)がいくつあるか?ということです。

25マスなので、25画素ということになります。

次は、10マス×10マスの100マスあるので100画素ということになります。

有効画素数

次は有効画素数です。

カメラのレンズを外すと中にはイメージセンサーというものがあります。(赤い四角部分)

このイメージセンサーに点(ピクセル)が敷き詰められていて、レンズから入った光はこの一つ一つの点で受光され電気信号に変えてデータとして転送されます。

そして、イメージセンサー全体に敷き詰められている点の数を総画素数といいます。(黒い四角部分)

しかし、写真となる時イメージセンサーのすべての点を使用していません。

なぜかというと、構造上イメージセンサーの外側の点は上手く受光出来ないためです。

そんな使いもしない点なんていいから、写真を撮った時に実際に使用している内側の点の数を教えてくれよとなりますよね?

それを有効画素数といいます。(黄色い四角部分)

「有効画素数1800万画素」=「このカメラは写真を撮った時、実際に光を感知できる点の数は1800万個あります」ということになります。

写真をポスターにしないなら高画素のカメラは必要ない

画素数や有効画素数がなにかが分かったところで、結局何万画素あればいいの?と思いますよね。

結論、普段使いであれば有効画素数2400万画素もあれば十分です。

確かに、画素数が多ければそれだけ小さな点で写真を映し出すことになるので、拡大しても細かいところまで綺麗なのですが、果たしてそこまで必要なのかというと、撮影した写真をスマホで見たりペーパーに現像するのであれば高画素のカメラは必要ありません。

逆に、メリットよりもデメリットの方が大きくなります。

デメリット①値段が高い

そのデメリットはなにかというと、まず高画素になるほどカメラの値段が高い・・・。

これは日々家計をやりくりしている主婦からすると致命的ですね。

そのお金で家族とおいしいご飯を食べに行くか、自分のために服を買ったり美容院にでも行っちゃいましょう!

デメリット②相性が合わないとノイズが出る

また、高画素=綺麗な写真とは限りません。

えーーー!!?ですね。

実は、レンズやイメージセンサーの大きさなどとの相性があり、それらの相性が合うと綺麗な写真になります。

大は小を兼ねるみたいな感じで高画素のカメラを買ってしまうと、相性が合わないと逆にノイズが出てしまったり・・・。

デメリット③容量が大きい

そして、1枚あたりの点の数が多いため容量も大きくなります。

容量が大きいとすぐにSDカードがいっぱいになってしまったり、PCでデータ管理しようとしても容量が足りなくなったりします。

ここでまたお金がかかってしまいます・・・。

これらのことから、ポスターなど大きなものにしないのであれば有効画素数2400万ほどで留めておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

  • 画素数=「写真の絵を描いている点の数」
  • 有効画素数=「写真を撮った時にイメージセンサーで実際に使用している点の数」
  • ポスターにしないなら有効画素数2400万画素あれば十分

どうせ買うならいいカメラを・・・と高画素のカメラを買ったのに自分には合わずお金の無駄だったということにならないようにしましょう!

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